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斜鼻変形の修正

こんにちは、中尾形成外科の中尾です。

鼻中隔外鼻形成術は

鼻の柱である鼻中隔(鼻中隔軟骨や篩骨正中板、鋤骨)

鼻の屋根である鼻骨

などの屋根と柱を立て直す手術です。

鼻の曲がりがある斜鼻変形の患者さまに鼻骨骨切り術のみ行って鼻を正中化することを

長らく日本の形成外科では行ってきました。

近年では屋根と柱双方の再建が非常に重要であると認識され始めております。

当院では鼻中隔外鼻形成術の日本のパイオニアの一人として

これまで多くの手術を執刀してまいりました。

耳鼻科手術だけでなく

耳鼻科形成外科合同手術だけでなく

形成外科単独で行う鼻中隔外鼻形成術にはメリットが多くあります。

 

鼻中隔形成術には非常に多くの方法があって鼻中隔を自由に操作するには外鼻の形態に熟知している

術者がよい。

鼻骨骨切りも多くの術式があり、それに長けた術者が良い。

単独で行うことで手術が短時間で済む。これにより安全に日帰り全身麻酔手術が可能となった。

鼻先までが鼻呼吸の機能に関わるので鼻先の手術に慣れている術者がよい。

 

 

鼻筋がまっすぐ

鼻の孔の左右差も整いました。