切らない中顔面リフト
2024.12.02
中尾形成外科の中尾です。
切らない中顔面リフトの紹介です。
ディープ プレーン フェイスリフトは通常は耳前に皮膚を切開することでSMASにアプローチしますが 耳前の皮膚を切らないでアプローチするということです。
切らないアプローチは色々ありますが今回はもみあげの後ろを切開しています。
メリットは耳前に傷が残らないので人前に立つお仕事の方には非常にメリットがあります。
デメリットは、効果が ディープ プレーン フェイスリフトよりもややマイルドということでしょうか。
効果を上げるためにHemostatic netという方法を併用しています。皮膚にネットをかける方法です。
SNSでこのような画像がバズりましたね。
もともとは止血のための方法で術後のドレーン留置を減らしたり、無くしたりできるメリットがあります。
フェイスリフト手術では最近行う先生が世界中で増えてきましたね。新しい方法ではないのですが
止血効果と皮膚を再癒着してフェイスリフトの効果を上げるとういことでリバイバルしています。
効果を上げるという点では、SMASの皮膚の中の処理の工夫とネットのかけ方にちょっとしたコツがあります。
これだけに頼ると表情が不自然になります。